ティコ農園発・ティコベリータルト誕生ストーリー

2025.05.29 , , , , , ,

🫐ティコラッテ「ティコベリータルト」誕生インタビュー

~自社農園で育てたフレッシュラズベリーをのせて~

2025年5月25日、ついにティコラッテから「ティコベリータルト」が発売されました。
きっかけは3年前。寝屋川店の裏でのラズベリー栽培構想から始まり、社内にある“ティコ農園”での栽培に切り替え、本格的な一次産業への挑戦がスタート。輸入や冷凍に頼るのではなく、自家栽培の完熟ベリーを、採れたてのままフレッシュでお届けしたい――。その想いから、企画・研究・試作・栽培と、丸3年かけてようやくかたちになった、渾身のタルトです。

今回の発売を記念して、このプロジェクトに関わった4名のスタッフに、想いをインタビューしました。


■栽培担当:さとぱん(ティコ農園管理人)

Q:プロジェクトが始まったきっかけは?
「寝屋川店の河井さんが“お店の裏で植木鉢でラズベリー育てたい”って言い出したんです(笑)。正直、それはさすがに無理じゃないかなと思ったんですが、『あ、ティコ農園があるじゃないか!』とひらめいて。どうせやるなら冷凍ベリーじゃなくて、採れたてフレッシュのままのベリーがケーキにのったら、最高じゃない?ってワクワクしました。」

Q:ウルトララズベリーという品種を選んだ理由は?
「関西はラズベリーの栽培に向いていないんです。でも、実際に育てている農園へパティシエと視察に行き、ウルトララズベリー・ブラックベリーなどを研究し、栽培にもチャレンジすることにしました。」

Q:育てていく中で印象的だったことは?
「暑さに弱い品種で、夏場の育成がかなり難しく…毎日、成長具合を見ながら試行錯誤でした。でも、収穫できた時は感動でしたね。」

Q:初収穫のときはどんな気持ちでしたか?
「“このベリーがケーキに乗ってショーケースに並ぶんだ”って想像したら、夢みたいだなと思いました。」


■ 発起・開発担当:河井(寝屋川店 店長/パティシエ)

Q:このベリーを使った感想は?
「甘くて、香りが優しくて、プチプチ感が楽しい。冷凍じゃないフレッシュ感をどう活かすか、試作を重ねました。」

Q:完成したタルトを見たとき、感じたことは?
「さとぱんさんの顔が浮かびました。農園で手塩にかけて育てたベリーを使わせてもらって、社長やシェフがチャンスをくれたことにも感謝の気持ちでいっぱいでした。」

Q:お客様の反応は?
「“大事に育てられた味がする”って言っていただけたとき、さとぱんさんってすごいなぁって…。もっとたくさんの人にこの感動を伝えたいと思いました。」

Q:今後、やってみたい商品は?
「ティコベリーのコンフィを作って、スコーンやマフィンに混ぜ込みたい。ジェラートもやってみたいです!」


■ 統括シェフ:小林

Q:ウルトララズベリーの特徴や相性は?
「正直、酸味が少なくて甘さが前に出すぎる感じ。ケーキのバランスが難しい。でも、形が綺麗で、他にはない魅力もある。」

Q:プロジェクトで楽しかったことは?
「“素材ありき”でケーキを考えるって、なかなかできない。農園発のベリーに合うタルトをゼロから組み立てるのは醍醐味でした。」

Q:今後、育ててみたいフルーツは?
「イチジク、ブルーベリー、イチゴ、レモン。いろいろ試してみたいですね。」


■ 代表:岡嶋社長

Q:なぜラズベリー栽培から始めたのですか?
「お客様に“ティコラッテ”の奥行きを感じてもらいたかった。『おいしいケーキ』の一歩先、“え、どういうこと?”と思ってもらえる背景をつくりたくて。」

Q:冷凍や輸入じゃなく自社で栽培する意味は?
「“自社農園で3年かけて育てたフルーツをのせました”って伝えた時、お客様の“美味しい”がさらに深まる気がしたんです。商品が語るストーリーに、ワクワクしたんですよね。」


🫐おわりに

「輸入・冷凍」が当たり前だったラズベリー。
それを“国産・しかもフレッシュ・しかも自家栽培”でお届けする「ティコベリータルト」は、ティコラッテにとっても大きな一歩です。
たくさんの想いと、3年の月日が詰まったこの一皿を、ぜひ味わってください。

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ティコベリータルトプレスリリースはコチラ

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